借り入れは先ず身近なところから!
公的融資など第三者機関の低利融資に目を向ける前に、借入先として当たってみたいのが親兄弟、勤務先の会社です。親兄弟は信用貸しですから、難しい融資条件もなく借りやすい相手です。必ずしも無利息でなく、年数%の金利を支払っても得な借入先といえます。ただし、この借り方には注意点が二つあります。
その一つは、贈与税の対象になる可能性があることです。それを避けるには「借用証書」をきちんとつくって、定期的に返済した証拠を残しておくことです。例えば、銀行振込み式にして、その領収証を残して置き税務署から呼び出されたらそれを見せればいい訳です。
もう一つは、返済額の設定で親兄弟への返済分を除外しがちなことです。例えば、年間返済能力が100万円しかないのにそれを除外してしまうと、その分が負担で生活が圧迫されて、最悪の場合は生活が破たんする例も少なくありません。
これらの点をしっかりクリアすれば魅力の借入先です。